単科制のメリットは、一科目から選択できることです(予備校・塾によっては二科目以上、三科目以上といったノルマがあるところもあります)。ただし、授業を受けに行っているだけ、といった意識があるので、予備校・塾のもつ多角的な利点を活用できないばあいもありますので、自分から積極的に、情報を吸収しにいく姿勢が必要です。こまめに、職員、スタッフの人と顔見知りになっておくと、思わぬ特典があったりします(書店で売っている願書を、タダでもらえたり)。コース制のメリッ卜は、まず、科目数のわりに、単科でとるよりも受講料が割安になることです。次に、チューターなど、コースの責任者が、受験指導を行ってくれることもメリットです。
最初は学力が低くて補習クラスに入っていたが、その後勉強して成績が伸びた時などは、次のようなメリットがある。補習塾ならば、成績が伸びると授業が物足りなくなってしまうケースが時々あるが、総合塾なら、すぐ進学コースや難しい問題を扱うクラスに移動できる。つまり、現在の学力に合ったコースを臨機応変に自由に選べるから、効率の良い勉強ができる。しかし、補習塾に比べて一クラスの人数が多いので、しつけができているというのが前提条件となる。しつけができていなければ集団生活に適応できないから、一斉授業にはついていけない。人の話をよく聞き、学習する習慣がある程度ついていないと、総合塾に入っても効果がないことがあるので、気をつけたい。
子供は成長に伴い自分の世界を広げ、人間関係の重点も親から友人へと移っていきます。当然のことながら、両親の影響力も学年が上がるに従って小さくなっていき、高校生ともなるとオーバーかもしれませんが、限りなくゼロに近づいていきます。ある調査によると、高校生の年代が、影響を受けるのは、一に先輩、二に友人。三番目にテレビや雑誌などを通じてのタレントの発言で、その次に、予備校の講師や学校の先生など。まれに何事も親でないと駄目な子もいますが、両親の話に耳を傾けるのは「最後に」が一般的のようです。だからといって、両親はただ手をこまねいているだけで、よいわけではありません。親子のコミュニケーションが豊かで、高校生になっても、父親の言葉によく耳を傾ける子供もいます。それができている家庭は、受験に対する問題も少ないのです。
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