迦夜・告別式などの葬儀や日ごとに繰り返される法事には、焼香が欠かせない。香はその種類や材料によってさまざまな用途があり、気持ちをリラックスさせる、眠気をさますといった効能がある。インドや中国では古くから香を焚いたり、体に塗ったりする習慣があったという。インドは暑く、中国は肉を食べていたので、体臭を消すために使われたのだ。それが仏教に取り入れられると、香で身を浄め、浄めた体で少しでも仏様を供養して、仏の世界に近づこうとする人たちが出てきた。香は温めて香りを出すことで、心を鎮める目的でも使われ始め、そのときから香炉が重要な仏具となったのだった。香が日本に伝わったのは、仏教伝来のときとされている。当初は香気を楽しもうと衣服に焚きしめたりもしていたが、あくまで香気によって仏前と心を浄めるために使われた。やがて香は、仏教寺院での僧侶たちだけでなく、葬儀や法事の列席者たちの作法、つまり焼香という形でも使われるようになる。そこには自然と焼香の作法が生まれ、宗派によってやり方が分かれた。一回だけ行なう宗派があれば、三回行なう宗派もあり、複雑なのだ。ただ基本的には、「仏・法・僧」という仏教における三宝を敬い、「貪・瞋・癡」の三毒という心の迷いを滅する意味で、三回くべればいいとされている。
知人の災害の知らせを受けたら、近い場合はすぐ現場に行って手伝うこと。その際、くどくど慰めの言葉を述べたり、災害の原因を聞いたりするのはタブー。それより「何かできることはありませんか?」と申し出ること。また、災害のあった家に電話するのは大変失礼。相手はショックを受けた状態でいちいち応対できません。そして、現場が近くても遠くてもとりあえず寝具、衣類、食料、冬なら防寒具などの生活用品を届けること。あまり古いものや汚れているものでなければ、新品でなくてもいいのです。できる範囲でお見舞いをしましょう。ただし、それが本当に使えるものかどうかよく考えること。火や水が不自由なのにカップラーメンはムリです。お見舞金は生活が落ちついてから。金額の相場は1〜10万円。この時注意するのはごく普通の封筒を使うという点です。表書きは「御見舞い」にします。
出張の際は、訪問の目的をはっきりさせ、訪問先の企業の情報や面談相手の情報などを、事前に調べておきましょう。くれぐれも旅行気分ではしゃぐことのないように。それに加え、不慣れな土地に行くのですから、行動予定計画を立てる必要があります。行動予定に沿って利用する交通機関を選定して切符を手配する、宿泊先を予約するといった準備もしておきましょう。また、訪問先周辺の地図を準備しておくと便利ですよ。1日のうちに数社訪問しなければならないときには、時間に余裕をもたせてアポイントを取りましょう。出張の前日には、行動予定計画と連絡先を社内の人に伝え、出張中の業務に支障が出ないようにします。また、キャッシュカードやクレジットカードは、時間帯や場所によっては使えないことがあります。現金は多めに用意していきましょう。
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